【『即位礼正殿の儀』に参列】
5月に即位した天皇陛下が、内外に「即位」したことを宣言される『即位礼正殿の儀』が行われ、参列してきました。
《直前に雨が上がる》
皇居・宮殿で行われた「即位礼正殿の儀」には、皇族方はじめ、安倍総理など三権の長、それに外国の元首など2000人が参列しました。
きょうの東京は、昨夜からの強い雨が降り続いていましたが、「正殿の儀」の直前に雨が上がり、日が差し始めました。
昔の記者時代、皇室取材をしていたとき、記者仲間で「陛下は晴れ男」とよく話したものですが、きょうもその通りになったので、びっくりしました!
《たいへん光栄なこと》
そして、儀式の中で、天皇陛下は「国民の幸せと世界の平和を願い、国民に寄り添いながら、象徴としてのつとめを果たすことを誓います」と述べられました。
私は、昔の皇室記者時代、今の上皇さまよりも、当時、皇太子だった天皇陛下の取材をする機会のほうが多かったので、とても思い入れがあります。
各都市への訪問や、趣味にされている登山の同行取材など、とても沢山の思い出があります。
なので、今回、こうした形で参列できたことを、たいへん光栄に思いながら、天皇陛下のお言葉を、頭を下げて、じっと聞き入っていました。
《皇室の課題》
皇室を巡っては、安定的な皇位継承策をどうするかの課題があります。
政府は「即位後、時間を待たずに検討を始めたい」としているので、今後、議論が始まるものとみられます。
維新の党内でも議論を始めていますが、この課題は、国論が対立することのないよう、配慮しながら、丁寧に議論を尽くしていくことが必要だと思います。
《令和が素晴らしい年に》
写真は、記念品としていただいた、▽両陛下のご近影と、▽天皇陛下が宣言された際の台座「御座(たかみくら)」などの写真です。
「令和」が素晴らしい年になることを、心より祈っています。