【“外国人材拡大”法が成立】

 日本維新の会の片山大介です。

 今国会、最大の焦点だった“外国人材の受け入れ拡大”法案が、参院本会議で可決・成立しました。     

 終了時間は、きょう午前4時過ぎ。前の日から2日がかりの攻防となりました。

           

《採決先延ばしで乱発》                    

 この法案は、まず▽法務委員会で採決し、その後、▽本会議での採決となりますが、維新をのぞく野党は、あの手この手を使って採決の先延ばし作戦を展開。           

 安倍首相や山下法相などへの問責決議案などを次々乱発しました。            

 そのたびに、法務委員会は中断され、参院本会議で否決する手続きが必要となり、そのための本会議が都合4回も開かれました。

                          

《怒号が飛び交うなか採決》            

 そして、日が変わって、きょうの午前0時過ぎ、いよいよ法務委員会での採決。

          

 写真にあるように、委員会室には入りきれないほどの議員が集まり(私もいましたが)、怒号が飛び交うなか、法案は可決。

             

 そして、午前1時半前から始まった参院本会議で、各党が意見を述べた後(維新は賛成の意見)、採決が行われ、法案は可決・成立しました。

   

 写真は、成立を受けて頭を下げる、山下法相です。      

 終了時刻は、午前4時過ぎ。疲れました…。

                             

《しっかりと準備を》      

 確かに、今回の法案には、多くの問題がありました。

(11月28日付の記事参照→ https://goo.gl/h5Snrn

 

 でも、こうした採決の先延ばしには、まったく意味がなく、法の成立後も議論をして、世論を動かしていけば良いだけです。

 野党のこの“非生産性”には、本当に驚きます。

                  

 法の成立を受けて、維新の控室では、片山共同代表が記者会見。

 そして、政府に対して「維新も賛成したのだから、来年4月からの制度開始に向けて、しっかりと準備をするよう」注文を付けました。