【兵庫各地を視察】

 日本維新の会の片山大介です。

 この夏は、「国政報告会」の傍ら、国会期間中は、なかなかできない各地の視察を行っています。
     
 
《配置基準だけでは「人手が足りない」》

         
 神戸市内の「認定こども園」を訪問。
 
 「認定こども園」は、保育所と幼稚園の機能を一緒にした施設で、待機児童の解消にも役立ち、兵庫では、既存の保育施設から、認定こども園への移行を進めています。 
         
 ここの施設では、115人の子供を預かっていますが、配置基準上の保育士だけでは「人手が足りない」として、スタッフを雇っています。
              
 国は、あくまでも配置基準を守るべきというスタンスですが、保育の質を担保するためには、このように自主的に雇っているところが多いんです。
      
       
《「企業主導型保育」は課題多い》   
     
 また、おととしから、国の肝いりで始まった『企業主導型保育』。
        
 企業に保育施設を作ってもらい、地域の子どもを受け入れてもらおうというものですが、一般の保育所に比べて、設置基準を緩くしているので、さまざまな課題が起きています。
       
 例えば、近くに、子供を遊ばせる公園などがあれば、“施設内に園庭を作る必要はない”など。
     
 でも、担当者に話を伺うと「公園に行くまでに、大きな車が通る道路があるので気を使うし、水遊びさせたくてもビニールプールぐらいしか用意できない」ということです。
              
 こうした現場でないと分からない声を、確実に国に伝え、よりよいものにしていきたいと思います。
        
            
《「青色防犯パトロール」視察》
       
 先日は、兵庫・加古川(かこがわ)を中心に、自主防犯パトロールを行っているNPO『公友会(こうゆうかい)』の活動を視察。
                           
 青色回転灯を付けた車で、夜間の危険な場所などの見回りを続けています。

               
 メンバーは280人ほどいますが、ボランティア活動なので、資金的に苦しいなか、皆、頑張っています。
       
 視察先は、市の海浜公園で、夜間は人気がなくなり、不審車も出てくるということで、パトロールする際の注意点などを聞きました。

       
 公友会からは「メンバーを元気づけるためのメッセージを」ということで、恥ずかしながら、ビデオメッセージで伝えさせていただきました。
      
 公友会のブログからご覧になれます ⇒https://ameblo.jp/koyunpo