05.16
2018
【候補者の“男女均等法”が成立】
日本維新の会の片山大介です。
きょうの参院本会議で、ある法案が、全会一致で可決・成立しました。
国会や地方議会の選挙で、候補者数を男女均等にする努力を、各党に求める法律です。
《初めての法律》
強制力はありませんが、戦後、女性の参政権が認められてから、女性議員を増やすよう言及した初めての法律です。
国会では、今、さまざまな問題で与野党の対立が激化していますが、この法案に関しては、各党とも賛同し、可決の際は大きな拍手が起こりました。
法の成立後、「男女共同参画」を担当している野田聖子・総務相が維新の控え室を訪れました。
《多様な議論に》
さて、現在、女性議員は、▽衆議院でおよそ1割、▽参議院でおよそ2割ほどで、地方議会も少ないのが実情です。
女性の声も反映される議会は、多様な議論にもつながり、例えば、財務省のセクハラ問題のようなことが起きた場合でも、これまでとは対応が変わるかもしれません。
《来年の統一選など注目》
ただ、言葉で言うほど、女性議員を増やすことは簡単ではなく、来年の統一地方選や参院選で、どのような変化が出てくるのか注目されます。