【候補者の“男女均等法”が成立】

 日本維新の会の片山大介です。

 きょうの参院本会議で、ある法案が、全会一致で可決・成立しました。

 国会や地方議会の選挙で、候補者数を男女均等にする努力を、各党に求める法律です。 

    
《初めての法律》        
     
 強制力はありませんが、戦後、女性の参政権が認められてから、女性議員を増やすよう言及した初めての法律です。
             
 国会では、今、さまざまな問題で与野党の対立が激化していますが、この法案に関しては、各党とも賛同し、可決の際は大きな拍手が起こりました。

 法の成立後、「男女共同参画」を担当している野田聖子・総務相が維新の控え室を訪れました。
 


 
《多様な議論に》
      
 さて、現在、女性議員は、▽衆議院でおよそ1割、▽参議院でおよそ2割ほどで、地方議会も少ないのが実情です。
                
 女性の声も反映される議会は、多様な議論にもつながり、例えば、財務省のセクハラ問題のようなことが起きた場合でも、これまでとは対応が変わるかもしれません。
 
  
《来年の統一選など注目》      
               
 ただ、言葉で言うほど、女性議員を増やすことは簡単ではなく、来年の統一地方選や参院選で、どのような変化が出てくるのか注目されます。