【阪神・淡路大震災30年の節目の年に】

 明けましておめでとうございます。

 私自身は、2年間務めた『兵庫維新の会』の代表を退任し、兵庫維新はことしから新しい体制になりました。

 引き続き、兵庫の皆さまのために地に足を付けた活動をしていきたいと思います。

 ことしは、昭和100年と戦後80年、そして、阪神・淡路大震災から30年の節目の年になります。

 特に、阪神・淡路大震災は、私が、将来の政治家をめざすきっかけとなったできごとです。

 当時、私は、NHKの新米記者で、何日も何日も取材を続けた覚えがあります。

 そして、取材を続けながら感じたことは、多くの人(被災者)が困っているのに、法律や制度が、それに十分に応えられない(救済できない)でいること。

 「人を救えない法律に何の意味があるのだろう」と疑念を持ち、その問題意識が、その後の政治家をめざすきっかけになりました。

 現代社会でも、物価高をはじめ、多くの人が苦しんでいるさまざまな課題があります。

 30年前の思いを忘れずに、政治の役割は何か、政治家の存在意義は何かを考えながら、取り組んでいきたいと思います。

 ことしもどうぞよろしくお願い致します。

令和7年 元旦