【「兵庫維新」代表辞任】

 24日に開かれた「兵庫維新」の全体会議。


 吉村洋文(よしむら・ひろふみ)「日本維新の会」共同代表も参加し、先の兵庫県知事選と、衆議院選挙の反省点について、私から報告。


 知事選では、無所属になった清水貴之候補に対して、維新としての応援スタンスが定められませんでした。

 さらに、▽戦略面、▽活動面、▽組織面、それに▽政策面それぞれで反省点が多々ありました。

 また、衆院選では、兵庫での小選挙区当選者はおらず、近畿ブロックの維新の比例復活枠7名のうち、6名が兵庫でした。

 兵庫での維新比例票は、近畿2府4県の中でも、最も減少幅が大きかったにも関わらず、比例復活は兵庫がほとんどを占めたことになります。

 党勢への貢献と、成果(当選)が相反し、兵庫の責任を重く受け止めなければいけません。

 こうしたことから、兵庫維新の代表を辞任することにしました。

 一方、吉村共同代表からは、斎藤知事が再任されたことについて、「不信任を出した県議会が何もなかったように終わらせるのは筋が通らない」と指摘されました。

 そのうえで、▽県議会の自主解散や、▽公益通報の条例制定をはじめとする県政混乱の再発防止策など、維新としての方向性を示すべきとの提案を受けました。

 兵庫維新として、早急に議論をはじめ、方向性を打ち出します。