【齊藤知事への申し入れ】
きょう9日、「日本維新の会」として、兵庫県の斎藤元彦知事に対して「辞職と出直し選挙」の申し入れを行いました。
申入書⇒https://x.gd/3V0bF
われわれ維新は、百条委員会や第三者機関を通じて事実解明を行うべき立場に変わりはないものの、▽齋藤知事のこれまでの説明は県民が十分に納得できるものではないうえ、▽県職員とのコミュニケーションも著しく不足していたことも明らかになりました。
そして、その修復は容易ならざるものであることから、知事の職を辞したうえで、自身の立場とこれまでの説明に対して民意を問い直すことを要請したものです。
知事は、県民から選挙で選ばれて、その職を託されているのだから、その土台が揺らいでいるとなれば、今一度、信を問うべきという考えです。
当初、われわれは「百条委員会や第三者委員会で告発内容の真偽を定めてから」としていましたが、事実解明と並行しながら、辞職と出直し選を申し入れる軌道修正になりました。
厳しいご意見に対しては真摯に受け止め、信頼を取り戻せる行動・姿勢を取っていきたいと考えています。
一方、百条委員会に対しては、今一度、守秘義務や客観性を点検してほしいと思います。
百条委員会は、民主主義に基づく制度ですが、議員らの居丈高な聞き方をはじめ、▽複数の議員が守秘義務を守らずに作業経過をリークしたり、▽アンケートの記述が漏れ、「伝聞である」にもかかわらず、既成事実のように広がるなど、疑問に感じる点もあります。
それでも、知事に、公益通報の取り扱いや、職員の接し方に問題があったことは否定できないと思います。
この混乱を収束させるためには辞職し、出直し知事選で信を問うことが最善の策であり、辞職に応じてもらえない場合は、不信任決議案に向けて検討したいと思います。