【3年ぶりの党首討論】

 国会の会期末を控え、党首討論が行われ、維新の馬場伸幸代表は、内閣総辞職を迫りました。


 党首討論の開催は実に3年ぶりで、岸田内閣としては初めてです。


 開催にあたっては、運営などを決める「国家基本政策委員会」が開かれ、私は、参院・維新を代表してメンバーになっています。


 党首討論のルールは、▽各党すべての質疑時間が45分で、▽その45分を各党の国会議席数で配分していき、維新の馬場伸幸代表の持ち時間は、12分。


 とても短いのですが、その中でも、馬場代表は、しっかり維新の訴えを述べていきました。


 まず、維新として絶対にゆずれない、国会議員に支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使いみちの公開。


 馬場代表は、「本気でやる気があれば、会期を延長すればいいではないか。なぜやらないのか。重要だと思っていないからではないか」とただしました。


 そのうえで、岸田首相の政権運営について、「ガバナンスが全く効いておらず、万策尽きている。あしたあさってにも、内閣総辞職をして、責任を持って仕事ができる人にバトンを渡すべきだ」と厳しく迫りました。


 岸田首相は、いずれの質問にも明確に答えず、不必要な説明を繰り返しながら、時間稼ぎをしているようで、残念でした。

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