【「支援金制度」に反対】

 「支援金制度」の創設が盛り込まれた『子ども・子育て支援法』の改正案は、きょうの参議院・内閣委員会で採決が行われ、維新は反対しました。


 法案には、財源確保のため、公的医療保険に上乗せして国民や企業から集める「支援金制度」の創設が盛り込まれています。

 この制度は、社会保険の「目的外使用」であり、現役世代に、より負担がかかる仕組みなので、逆に、少子化を加速させるのは明らか。

 それなのに、政府は、「歳出改革で社会保険の負担を軽減させ、その範囲内で徴収するので、実質的な負担は生じないと、“まやかし”を言い続けています。

 なので、反対を表明し、採決で手を上げませんでした。

 本当に歳出カット(歳出改革)できるのなら、それは、“無駄遣いを削った”ことなのだから、まず、当事者たちに返すべく、保険料の軽減に充てるのがあるべき姿です。

 そのうえで、「もうちょっと出してくれますか?」と聞くなら分かりますが、本当に削れたのかどうかも分からないのに、「その分を徴収する」と言われても、国民からすれば「取られた」としか思えません。

 いくら「実質的な負担がない」と強弁しても、国民に新たな負担がかかることには変わりなく、それに伴う▽可処分所得の減少や、▽雇用への悪影響などに、“見て見ぬふり”をすることは、政府として無責任です!

#少子化対策 #支援金 #内閣委員会