05.17
2024
【“適性評価制度”で岸田首相に質問】
経済安全保障分野の機密情報に触れる資格者について、政府が認定を行う『セキュリティ・クリアランス』制度を創設するための法律が、先日、成立しました。
私は、採決前の委員会で、岸田首相へ質問しました。
動画 ⇒ https://x.gd/OBQ8D
この制度は、政府が持つ情報で、漏れたら、日本の安全保障に支障を来たすおそれがあるものを保護対象として、適性評価の資格者だけに取り扱いを認めるもので、維新は、その必要性を認めています。
でも、この制度を巡っては、▽秘密情報の範囲が拡大して「国民の知る権利」が制約されないか、また▽適性評価で「個人や家族のプライバシー」が侵害されないかなど、懸念点も指摘されています。
こうした点について、政府は「法案成立後に『運用基準』を策定して明確にする」としています。
私は「本来なら、国会でコンセンサスを得ながらやらなければいけないのに、おそろかになっている」と指摘。
そのうえで、「『運用基準』の策定するなら、国民に対する分かりやすい説明と、理解を得たうえで進めてほしい」と、岸田首相に注文しました。
法は成立しましたが、今後も、十分に確認していかなくてはいけないと思います。