【「補正予算」に反対 その理由は?任期最後の本会議登壇】

『元NHK記者 片山大介のなるほど政治リポート』
 

 
 総額2兆7000億円となる今年度の補正予算が、きょうの参議院本会議で、可決・成立しました。
 
 私は、維新を代表して、補正予算案に「反対」の討論を行いました。
 
 👉討論原稿はこちら ⇒ https://bit.ly/38TsQjh
 
 反対したのは何故か?
 
 今回の補正予算は、原油高や物価上昇の対策としているものの、▽半分以上の1兆5200億円を先行支出した予備費の補てんに充てているうえ、▽真に必要性に基づいたものなのか、はなはだ疑問だからです。
 
 例えば、原油高であれば、事業者への補助金ではなく、ガソリンの税率を本則に戻すべき。
 
 また、ガソリン以上に負担がかさむ「電気代」や「ガス代」に対する家計支援策は、なおざりのまま。
 
 われわれは、そのための対応策も提案しているのに、政府は動こうとしない。
 
 こうした点への対処が足りないという考えです。
 
 さて、今回が、この6年間の任期で、最後の本会議登壇となり、思いを込めて述べました。
 
 よろしかったら、ご覧下さい。