【保育士給与の見える化を!】

 『元NHK記者 片山大介のなるほど政治リポート』

 

 先週、参議院予算委員会で質問に立ちましたが、その中でも、特に力を入れた2つのテーマのやり取りを紹介します。

 一つ目は『孤独・孤立問題』。

 政府は、社会的に注目されると、急いで担当室などを設置しますが、これはいつものこと。

 おととし支援室を立ち上げた『就職氷河期世代』もまったく

同じ流れで作られましたが、いまだに対策の効果も検証されていません。

 しかも、氷河期世代には「引きこもり」など、孤独・孤立対策と共通したところがあるのに、双方の連携も取っていないとい う。

 そんな腰が据わっていない政府の対応に苦言を呈しました。

 この質疑は、翌日の朝日新聞で大きく取り上げられました。

 ⇒ https://bit.ly/2OtB1Ic

 二つ目は『保育士賃金の実態』。

 これまで全国平均しか分からなかった、国から補助が出る「保育士の人件費」の金額が、新年度(2021年度)から、地域ごとに分かるようになります。

 私が、内閣府に対してずっと訴えてきたことで、今回ようやく改定されることになりました。

 その背景と意義について質問しました。

 この“見える化”は、保育士の賃金改善に向けて、大きな一歩となります。

 この質疑も記事になりました。

 ⇒ https://toyokeizai.net/articles/-/415046

 ぜひ、ご覧下さい。