【『湊川神社』のコロナ対策!】

 神戸の『湊川神社(みなとがわ)』は、正月三が日に100万人が訪れる、兵庫を代表する神社です。
 
 いま、全国の神社で課題になっているのが「初詣のコロナ対策」で、3密をどう防ぎながら、安心してお参りしてもらうのか。
 
 『湊川神社』を訪れ、初詣対策をうかがってきました。
 
 
《「鈴」も「手水」もなし!》
 
 まず、一人ひとりが距離を保てるよう、境内に入る人数を制限します。
 
 出店の数も、普段の140店舗から半分程度に減らしたうえで、紅白の幕で覆ったエリア内での販売に限定し、入口を決めて客の出入りを管理。
 
 もちろん、アルコール類の販売もないということです。
 
 さらに、▽柄杓(ひしゃく)で水をすくって手を洗う「手水(てみず)」もなくし、▽本殿の鈴も取り外しているということです。
 
 案内してくださった、佐野利久(さの・としひさ)庶務課長は「手に触れることで起きる『接触感染』を防ぐための措置です」と話していました。
 
 
 
《コロナを退治する!》
 
 そして、本殿横にある巨大な干支(えと)の絵馬。
 
 これも、例年とは違うんです!
 
 来年の干支は『丑(うし)』ですが、この巨大絵馬は、牛が担ぐ米俵(こめだわら)をはじめ、全体的に赤い色になっていて、牛の目つきもきつい。
 
 
 これには「コロナを退治する!」という願いが込められているということで、その話を聞くと、逆に、愛情を感じてしまいます。
 
 『湊川神社』のさまざまな対策には「参拝客に安心して来ていただきたい」という思いがこもっていました。
 
 
《動画でじっくり紹介!》
 
 さて、この『湊川神社』のコロナ対策は、私のYouTubeチャンネルの動画で紹介しようと、いま、編集作業を進めています。
 
 もう少し、お待ちください。