【臨時国会が招集】

 きょう、第203回臨時国会が召集されました。
     
 今国会は、菅内閣の発足後、初めての本格的な論戦の舞台となります。
     
 維新の参院控室にも、1か月ぶりに議員が勢ぞろいしました。


   
 そして、開会式では、天皇陛下が『国権の最高機関として国民の信託に応えることを希望します』と述べられました。


    
 初日のきょうは、菅総理が、衆参両院の本会議で『所信表明演説』を行いました。
 
 内容は、国民目線のものが多くある一方、安倍前総理のときの「戦後レジームからの脱却」のような、大きな国家ビジョンは示しませんでした。
   
 私としては、長期的な課題となる社会保障制度をどうするか、コロナ禍での経済対策でいっそう悪化した財政などの健全化に対してもしっかり踏み込んでほしかった気がします。
    
 会期は12月5日までの41日間。
   
 今週の木曜・金曜には衆参両院で代表質問、そして、来週には予算委員会が開かれます。
    
 国会審議を通して、総理には、中長期的なビジョンもしっかりうかがいたいと思います。