【国会が閉会したら、議員は何している?地元活動を公開!】
日本維新の会の参議院議員・片山大介です。
国会が終わると「国会議員って何をしているの?」とよく聞かれます。
決して遊んでいるわけではなく、地元・兵庫に戻って、地元活動に精を出しています(中には、何もしない議員もいますが…)。
地元活動の一つが、『国政報告会』。
国会で審議された内容を、直接、住民に伝える大切な機会。数多く開くようにしています。
《アスベスト審議を報告》
この日は、兵庫・西宮(にしのみや)で、今国会で成立したアスベストの飛散防止を強化した『改正大気汚染防止法』について報告。
地元で、解体工事に伴うアスベスト健康被害の防止を訴えている方たちが集まりました。
細い繊維でできたアスベストは、耐火性があることから、住宅の建材などに使われましたが、吸い込むと、身体に害があることが分かり、今では使用が禁止されています。
でも、禁止前に使われていた建築物の解体が、今後、ピークを迎えることから、法律によって、解体にあたっての規制を強化しました。
《鋭い質問が相次ぎ…》
国政報告会では、環境委員会で、小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)環境大臣に質問したときのビデオを見せながら、▽強化された点や、▽残された課題などを説明しました。
環境委の録画 ⇒ https://bit.ly/2X76AJK
参加者の皆さんの質問は鋭く、例えば、「事業者の報告が虚偽だった場合、行政は見抜くことができるのか?」など、下手な議員よりもポイントを突いた質問。
わたしは、現状として、事業者の性善説に立った法律になっている点を認めたうえで、行政側のマンパワーの問題など、今後、検討していく課題について説明しました。
また、三木けえ・元衆院議員も、西宮市の取り組みなどについて、説明しました。
《3密を回避しながら》
「国政報告会」を行うたびに思うのは、地元の人たちとの意見交換は本当に貴重。
永田町(国会)にいると現場感覚を忘れがちになるのですが、現場にこそ課題があることを、改めて認識させられます。
今は、新型コロナに気を付けなくてはならず、会場も小規模にしないといけません。
この日も、▽できるだけ、一つの机に一人の着席、▽全員のマスク着用、それに▽窓・ドアともに全開にしました。
今後は、オンラインでの報告会も開催する予定で、地元活動も、新たな様式を模索しながら行っていきます。