【「兵庫維新塾」で選挙総括】
先月から始まった「兵庫維新政治塾」。2回目が行われ、私は、先の衆院選と神戸市長選の結果について話しました。
《データを分析すると》
今回の選挙は、兵庫も厳しい結果となりました。このうち、衆院選の比例について言うと、兵庫での維新の得票は30万票あまり。▽自民(71万)、▽立憲民主(38万5千)についで、3位でした。
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前々回(5年前)の衆院選ではトップ(74万5千票)だったので、その後、2回の衆院選を経て、票を半分以下に減らしたというわけです。
その一方、ほかの政党はほぼ横ばい。今回、維新が減らした票は、▽立憲民主や▽希望に流れたと考えられ、兵庫では、今後、自民以外の各党が拮抗することになります。
これについて、私は「再来年の統一地方選までこの状態が続く可能性がある」と述べ、足下をしっかり見つめながら、地道に活動を続けていく必要性を具体的に説明していきました。
《維新の役割とは》
このあと、「大阪維新の会」顧問で、維新を立ち上げた創生期のメンバー、坂井良和(さかい・よしかず)先生に、「維新改革」について講演していただきました。
具体的には、公務員制度改革などについてで、「政治に必要なことは改革を進めること。それは、既得権に守られている、ほかの政党にはできない。そのことを忘れないでほしい」と、アドバイスを受けました。
選挙後の厳しいこの時期だからこそ、改めて、維新の存在意義を再確認した気がしました。
《塾生に元気づけられる》
このあと、塾生が6つの班に別れてディスカッション。当初は、45分ほどを予定していましたが、各班とも議論が白熱し、1時間に延長。
その後、それぞれ前に出て、自分の意見を発表していきました。
塾生は、意欲的なメンバーがそろったと思います。塾生に教えながら、自分も学んでいきたいと思います。
(最後の写真は、維新塾を運営する議員どうしで打ち合わせをしているところです)